提出してもらった音源へのフィードバックもリモートで!
こんにちは、だんちょーです。最近は団員から送ってもらった「believe」の音源をピアノ伴奏に合わせたり、ミキシングしたり、映像効果の編集したりしてます。
1:1のフィードバックはつまらない
もちろん、そんな簡単に一発OKなんて出せません。なので、「e母音が暗い、撮り直し!」「リズムがちょいちょい走り気味、取り直し!!」と個別にフィードバック(以下、FB)しようと思っていたのですが、わたくし、ふと思いました。
「直のFBって、つらたんイブラヒモビッチだな...」と。
...え?もう死語??
うちの普段の練習ですと、「アルト、もっと〇〇な感じで~」とか「男声は~」とか、個別に発声を見てもらっているでもない限り名指しでFBってそんなにないんです。ですから、FBもらう側はちょっと"つまんない"んじゃないかなぁと思い(わたくしも、目上の方を相手に文章で淡々とFBしたくもないですし)、「一本の動画にFB項目をまとめてポン作戦」に至りました。
だんちょー個人の備忘録的な内容になりますが、以下、どなたかのご参考になれば幸いです。
1.台本(メモ)づくり
どんな構成で喋ろうか、何を喋ろうか、どれくらい喋ろうか...といった感じで、B5のルーズリーフにぱぱーっとメモメモ。OP→今後のスケジュール→録音環境について→全体的なFB→パート別FB→EDといった構成で、尺は10分目安。
だんちょーは元々演劇畑の人間なので、「尺は10分」ってだいたいこれくらいの量かな~という感覚があるので、メモはすぐに作れました。慣れてくるまでは、時間を計りながら喋ってみて内容量を調整するのがベターだと思います。
2.収録&酷かったら撮り直し
ワンカットで一気に喋ろうかとも思いましたが、OPを撮って、チェックして、必要なら撮り直して、今後のスケジュールを撮って、チェックして...といった流れで実施。あんまり見る機会もないだろうなぁと思い、リモートコーラス編集中のPC画面にスマホのカメラを向けるという画面構成にしました。だんちょーは声のみの出演です。卓上スマホスタンドが我が家に来てから最も輝いた瞬間!(笑)
全部で6本分の動画を撮影しましたが、チェックまで含めてだいたい45分くらいで全部終わったと思います。
ちなみに、このタイミングで、「縦長で撮影して画面の右端において、左側はテロップとかを置こう」と、何となくイメージしています。
※編集ソフトのUIはこんな感じです。
3.BGMと収録したデータ、使いたい画像データの取り込み&編集
動画編集ソフトはFilmora9(製品版)を使っていて、ここからは全てソフト上の作業になります。まずは先ほど収録したデータと、BGMがわりに当団の演奏データを何曲分かインポート!(笑)
編集は、自分の喋りの中の不自然な間や言い直して不要になった部分を細かくカットして聞き直して...の繰り返しです。ここが一番大変だった。。ちょこちょこ休憩したりTwitter見たりこの記事書いたりしながらですが、2時間くらいはかかったかなぁ。
あらかた喋りの方の編集が終わったら、BGMが声の大きさを邪魔委しない程度の音量になるよう調整して、最後にフェードアウトさせるくらいなので楽です。
4.字幕の作成
喋っているセリフを全て文字起こしする、という方式ではなくPowerPoint的な見た目になるようにしました。また、気づかなかった言い間違いや喋ってはいないが補足したくなった内容はテキストの色を変えるなどして付け足していきます。
このパートは1時間程度で終わったと思いますが、フォントや字幕のスタイルにこだわりだしたらいくら時間があっても足りなさそう(笑)
5.OPとEDの作成
Filmora9では元から様々なOPやED効果があるので、動画の内容や好みで使用してみるのがgoodだと思います。編集し始めた時はわざわざ別途アニメーションを作ろうとは思っていなかったのですが、せっかくだから...と思って色々と試しながら作りました。
下の画像は今回のED画面です。ソフト内でEDに分類されている効果は、いわゆるスタッフロール的なものが多くてちょっとイメージと合わなかったので、OPの中から引っ張ってきました(笑)
ここはあれこれ見ながらだったけれど20分くらいで終わったかな。それにしても、ほんと便利だなぁ。編集ソフト!
6.動画を出力してYouTubeへアップロード
さて、動画編集が完了したら出力作業に入ります。今回はYouTubeの目次機能も使いたいなと思っていたので、出力し終わったらYouTubeへアップロード。動画タイトルや概要欄を整えて完成です。
あぁ...時間かかった。。全部で4時間半くらいだろうか...。
労力に見合う効果は出るのか
動画を仕上げたことに達成感があるのは事実ですが、あくまでもこのFB動画は"手段"であって、"目的"は演奏の質を向上させること、この一点のみです。
「きっと動画を観てくれるだろう」「きっとFBが活かされた演奏データが送られてくるだろう」といったような慢心はせず、これからもちょこちょこと団員の背中をつついていきます(笑)
最後に一言
イブラヒモビッチはフィードバックじゃなくてサイドバックじゃん!とか上手いこと言おうと思ったけれど彼はフォワードだった。
※次回の更新は未定です。
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