【楽曲紹介】大切なことはどこにある?
こんにちは、だんちょーです。
早いものでこのコーナー(?)も10回を超えたようです。もうじき、普段の練習の様子の話を書ける日が来るといいなぁ。。
楽曲データ
◆さくらももこの詩による無伴奏混声合唱曲集 ぜんぶ ここに より「ぜんぶ」
さくらももこ/詩 相澤直人/曲
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思い出のエピソード
2015年の7月クールのドラマ(5年前ってマジかよ...)、『表参道高校合唱部!』でも取り上げられていた曲で、合唱に馴染みのない方でも「何か聴いたことある気がする」と思われるかもしれません。また、近年では卒業式ver.が音楽の教科書にも載っていることもあるようで、ますますその人気が高まっていきそうですね。
ところで、だんちょーはこの曲を初めて聴いたのは高校時代だと思いますが、意外にもこの曲の初演って2009年なんですね。曲集が出版されたのは2011年の7月。...曲集が出版される前に演奏してた音楽部のみなさんって、どうやって楽譜手に入れてたんだろう...?
ちゃんと音楽の話もします
AメロやBメロでちょっとずつ盛り上げていってサビでどかーん、という曲は歌っていても気持ちの良いものですよね。その一方で、"大事なことこそゆっくりしっとり歌う"ということをこの曲から教わったような気がしています。
また、最初は"変なの!"と思ったものの(←失礼)、練習を重ねる度に味わい深くなっていったのが、"あたりまえのものとして"の減8度の箇所。"今ここにある"はずなのに、音程としては(1オクターブの中で)最も遠い距離のところにある。ここをどんな風に歌ったらいいんだろうなぁと考えるようになったのは、我ながら幾分か合唱人として成長した証なのではなかろうか!
そしてこの「ぜんぶ」という作品では、相澤直人さんが作曲しなかった部分があります。"作曲家が作曲をしなかった箇所"に何かを見出そうとするのは、流石に穿ったものの見方かな? ^^;
最後に一言
終曲の「大きい木」も良い曲。
※次回の更新は7/22(水)13:00を予定しています。
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