5月14日練習
5月14日の練習は6時半より、先週に引き続き、大宮駅が最寄りの「桜木公民館」にて9時まで行われました。
男女共に人数が少なく、特に女声は始まった段階では一人という中でのスタートでしたが、その分、普段より個々人の声を個別に鍛える練習に時間を使うことができました。
6月の合唱祭に向けて、全体だけでなく個々人のレベルを上げることも重要になってきます。
1人1人行った発声練習では、音が上下動する音型を使い、音の高さに関係なく声にハリをもたせることを意識して練習を行いました。
今回取り組んだ曲は
三世代のための二部合唱曲集
「白いうた 青いうた」より
『ちいさな法螺』『なぎさ道』
さくらももこの詩による無伴奏混声合唱曲集「ぜんぶ ここに」より
『ぜんぶ』
の3曲です。
この3曲はいずれも6月に行われる「第62回 埼玉県合唱祭」にて披露する曲になります。
『なぎさ道』では、三拍子が主となる部分とレガートが主となる部分の歌い分けや、語りかけるような歌詞に合わせた、「声に笑みを含ませた」歌い方を意識しました。
『ちいさな法螺』の練習では、声はしっかりとした発声に気をつけながらも、自慢気に話す小さな魚になったようなつもりで歌うことを心がけました。この魚のキザな部分を音の余韻で表現したり、各歌詞に対する音をイメージして歌ったりと、様々な方法で歌と接することで、歌の世界が広がっていくように思えました。
『ぜんぶ』は練習を重ねてきたからこそ、慣れが生じ、歌い方が単調になっていたので、歌詞のフレーズ感を掴む歌い方を練習しました。音符を一つずつ掴んでいくとフレーズ感がなくなります。そこで、音やフレーズ感を息に乗せて歌うことで、歌に勢いが生まれ、流れのある演奏ができました。
合唱祭での演奏に向けて、アドバイスやアイデアが多く出てくるようになりました。本番の演奏では聞いてくださる方の心に何か残せるような演奏ができるよう、次回の練習も励んでいきたいと思います。
次回の練習は5月21日の日曜日、6時半より、今回と同じく「桜木公民館」レクホールにて行われます。
0コメント